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冬のピークハントと縦走を楽しむ山 ~水ノ塔山・篭ノ塔山~ [    ⇒浅間山周辺]

3月7日。

長野のアサマパーク2000スキー場から水ノ塔山を目指す。今年の初登りに一度訪れたけれど、あまりの悪天候に断念したのでした。

全景.JPG

そう、リベンジ[exclamation×2] 水ノ塔山[exclamation×2] 青空も見えて、今日はいい~感じです。8時スタート。 スキー場を避けながらリフトの脇を歩いていきます。

おじさん.JPG

 

 この日は、どうやら一番乗り。 

 斜面はやっぱりキツイなぁ~[あせあせ(飛び散る汗)] と思ってたら、後から来たおじさまに抜かれる。 

 でも、おじさまのつけてくれたトレースを辿るとなんともラクラク~[ぴかぴか(新しい)] 

 前日、相当な雪が降ったようで、思ってた以上に雪深い。

 

  稜線に出てからはあちこちに目印があって、迷うことはありません。

 

 

稜線.JPG

右手が目指す水ノ塔山、左手が東篭ノ塔山です。2つの山を縦走、あの稜線を歩く予定です[るんるん]

雪のせ.JPG

今日はスノーシューの他に雪が少ないことを想定してアイゼンも用意してきたのですが、この積雪量[exclamation×2] アイゼンの出番は全くありません。

ふかふかの雪の上を歩くのは気持ちがいいんだけど、スノーシューでも結構沈む~。

最後の登り.JPG到着!.JPG

水ノ塔山の山頂まであと一息[exclamation×2] 尾根に出て、山頂を眺めた時はすごく近くに感じたんだけど、意外に遠い~。 きっとこの登りと雪の多さのせいでしょう。 滑ったらこわいな~ってところもありましたが、 9時50分、水の塔山の山頂に到着。

浅間山.JPG

 

 

 山頂からは浅間山がちょこっと見えました。 やっぱり噴煙がすごいなぁ~。今でも噴火警戒レベルは3のままです。

 手前の山は黒斑山かな?

 

 黒斑山には去年の冬に登りました。

 ずーっと抜きつ抜かれつだったオジサマに『篭の塔山まで行くんですか?』と聞くと、『迷ってるけど、行ってみるかなー。』 という。

 

 

 

 どうしようかな~・・・、思った以上に雪も多いし・・・、私たちも迷ったけど、頑張って篭ノ塔山まで行ってみます[exclamation]

斜面.JPG

先に見えるのが篭ノ塔山。途中、雪深くて登るのに一苦労なところもあります。 ハイハイ赤ちゃんになりながら匍匐前進。 稜線は右手は雪庇、左手は崖、慎重に進みます。

籠の塔へ.JPG

篭ノ塔山の向こうには北アルプスの山々がチラ見できます。 しか~し、雲が多くて本当にチラっと見えるだけなんです[あせあせ(飛び散る汗)]

水の塔.JPG

篭ノ塔山の斜面に取り付き、振り返ると歩いてきた稜線が水ノ塔山まで続いてるのがわかります。

最後の登り.JPG

 

 

 東篭ノ塔山への最後の斜面、息が上がる~。

 呼吸を整え整え、山頂目指します。

 

 

 

東篭ノ塔山の山頂手前で振り返ると・・・。

最後の登り.JPG

草津白根の裾野が雲間に見えます。 眼下に広がる田畑には雪が一面に積もり、水を張った棚田みたいだぁ~。

籠の塔山頂.JPG

 

 11時15分、東篭の塔山に到着[ぴかぴか(新しい)]

 

 ここはちょうど1年前に来たんですよね~。その時は湯の丸スキー場から登ったんです。(記事は⇒こちら

 しかし、山頂は風が強い~[あせあせ(飛び散る汗)] 立ってるのもやっと[あせあせ(飛び散る汗)]

 去年来た時は山頂でお昼を食べられるほどい~感じだったのに~。

手前は湯の丸山、奥は烏帽子岳、そのむこうに連なる北アルプスの山々。

北アルプス.JPG

ちょっと雲が多いのが残念[バッド(下向き矢印)]  風が強いのでそそくさと山頂を後にして、池の平湿原の方へ下りていきます。 

山頂見ると.JPG

下りはスイスイです。あっという間にこんなに下りてきてしまいました。 本当は池の平まで歩くはずだったのですが、途中、池の平から高峰温泉へ続く林道へショートカット。

その後は林道をひたすら黙々と歩きます。 コレがきつい[どんっ(衝撃)] たいしたアップダウンがあるわけじゃないのになぁ~。 最後の力を振り絞って、高峰温泉を目指します。 1時40分、高峰温泉に到着。

そこからあさまパーク2000スキー場はすぐです。 帰りに気付いたのですが、スキー場から高峰温泉までは雪上車が走る圧雪された道がありました。 朝は全然気が付かなかったなぁ[バッド(下向き矢印)] 朝はルートじゃないところをひたすら登っちゃってたのね~。多分、こっちの圧雪された道を歩いた方がラクだったろうね・・・。ガックシ。

このルートは山頂と稜線歩きの展望が素晴らしく、オススメですね[るんるん]

水ノ塔山

篭の登山


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コメント 9

ガンバルおやじ

お疲れ様でした~
それにしてもいいお天気ですね。
by ガンバルおやじ (2009-04-05 04:53) 

ハイマン

これぞ白銀の世界ですね^^
私もこういうスノーシューの使い方しなきゃなぁ
by ハイマン (2009-04-05 07:43) 

Bon-Papa

水ノ塔山~籠ノ塔山を縦走されましたか!
私は、これまで夏から秋にかけて4回程縦走しましたが
さすがに雪山に挑戦する勇気がありません 凄いですね!
今年も縦走を予定しておりますよ^^
3月でもアサマ2000の8時だと氷点下5~6℃はあったのかな?


by Bon-Papa (2009-04-05 12:30) 

judyxxx

これは気持ち良い縦走ですね~!!
真っ青な空と真っ白な雪、そして静かな山を
歩くって贅沢だなぁ~^^
by judyxxx (2009-04-06 09:35) 

OJJ

<匍匐前進・・には笑ってしまったけど・・
この雪の中で1000m以上も尾根筋を登ってるのですね~~
ここにも、ユ・キ・オ・ン・ナ・・・
気持ちいいでしょうね・・・景色だけ目で楽しませてもらいましょ!
by OJJ (2009-04-08 13:05) 

キトリ&キトリの夫

いいないいな~
「とりあえず 装備だよぞー ダンナさん!!」
「見て楽しめー」
楽しんでます(^0_0^)
by キトリ&キトリの夫 (2009-04-09 06:02) 

酔丸

本当によい天気ですね。
浅間も見えたし、北も見えたし、自分の歩いたところも見えたし、たまらないですね。
by 酔丸 (2009-04-14 22:45) 

火水隊選手

稜線を縦走するのに気をつけなければならないのは雪庇に踏み込まない
ようにすることと聞きます。安全にね。
by 火水隊選手 (2009-04-15 00:16) 

さるぼぼ

★nice!&コメントありがとうございます!

★ガンバルおやじさん
冬山の青空って、天気がいいと信じられないくらい青かったりするんですね。
それで山に来たなぁ~って感じたりします。

★ハイマンさん
冬山は魅力を感じますが、危険もありますからね~。
危なくない山を選んでくださいね。
私たちも未だピッケルなしなんで、雪山に入っちゃいけないんでしょうけど・・・。

★Bon-papaさん
もう4回も縦走されたんですか。すごいですね!
あさまパーク2000へ行く途中、道が凍ってて車であがれるかどうか
紙一重といった感じでした。
スタッドレスはいてても、2駆だと厳しかったな~。

★judyxxxさん
雪山は本当に静かですよね。登る人が本当に少ない。
夏山の賑わいが信じられないですよ。
それが冬のよさかもしれませんね。

★OJJさん
ユキオンナ・・・、いや、そんなことはありませんよっ!
だって、本当は夏山の方が好きですもの・・・。
雪景色の静かな山もいいですが、そろそろ緑燃える山にも行きたいなぁ。

★キトリさん&ダンナさん
私も、雪山はこの程度の山が限界ですよ・・・。
冬のアルプスの写真なんか見るとあまりの美しさにうっとりするけど、
絶対に私には行けないですからね~。
そこら辺はやっぱり、写真で堪能させてもらうのがいいんでしょうね~。

★酔丸さん
展望は抜群! 北の山々が屏風になって見えると
わぁ~~~♪ って思うし、歩いてきた道が見えるのもやっぱり
わぁ~~~♪ って思います。だからやめられないんですね、きっと。

★火水隊選手さん
そうなんですよね、雪庇は本当に気をつけないと危険ですから。
去年、谷川岳に行った時、歩いていたら『そこ雪庇ですよ』と言われて
怖い思いをしたことがあります。
by さるぼぼ (2009-04-15 22:20) 

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